社員インタビュー

Work

03 | 言語スキルを活かして東南アジアや中東エリアの新規開拓にチャレンジ

入社のきっかけを教えて下さい。

「ものを売る」仕事がしたくてWEBサイトで調べていた時に、 当社の求人を見かけて会社が扱っている製品について調べました。 研究をサポートする為の装置だったので科学機器もいいなと感じました。 「研究」は人類が存在する限り止まらない、無くならないですから、 より一層科学機器に興味が湧きましたね。
前職も海外向けの販売業務をしていたのですが、 違うジャンルの製品を扱いたいと思っていたので、 チャレンジしてみようと思いました。
Made in Japanはイコール高品質というブランドイメージがあるので、 世界中どこでも通用します。 ですので、以前から日本の良い製品を海外に販売したい という気持ちが強くありました。
あとはタガログ語(フィリピン)やスペイン語・英語が話せるスキルを、 営業職で活かせる事も応募の理由の一つでしたね。

入社後の印象はどうでしたか?

男性が多いと感じました。 機械メーカーは基本的には男性が多いというのはわかってはいたのですが、 同年代も当時は少なくて。今はどんどん若い世代が入社してきて、 仲間も出来て楽しく仕事をしています。

中東の販売代理店に赴いてプレゼンテーションに臨む

現在どのような仕事をされていますか?

入社後一ヶ月間は研修を受けて、 配属後しばらくの間は先輩業務のフォローでしたね。 現在は新規代理店の開拓から・宣伝・代理店へのアプローチ ・現地訪問・引き合い案件のまとめ、 そこから受注になれば出荷手配・現地導入時の技術的サポートなど、 すべてのプロセスを一人で担当しています。
代理店の新規開拓では科学機器を扱う会社をネットで検索して探しました。 100社ほどリストアップして、 その中でもポテンシャルの高い会社をピックアップし、 ZOOMでプレゼンをして製品を紹介し、 興味を持ってくれた代理店には更にアプローチしました。

海外出張に行かれていたのは、 アプローチで興味を持ってくれた代理店を直接訪問する為だったのですね。

そうですね、代理店の方と一緒にエンドユーザー様を訪問したのですが、 その結果注文をいただけました。 入社した時に、海外事業を拡大していく為の戦力になって ほしいと言われていたので、自分がすべきことは新規顧客を開拓して、 世界の国々へ当社の製品を販売していくことでした。 だから今回の様に目に見える形で成果が出たことは すごくうれしかったですし、やりがいを感じましたね。 新規取引でしかも大きな案件だったので色々と心配はあったのですが、 実際に支払があった時には安心しました。 あとは宣伝企画課の業務にも関わっています。 当社の製品を海外にアピールするための販促資料や、 色んなアイデアを出し合って会社紹介の動画なども作成しています。

担当する地域は会社的には未開拓のエリアだと思いますが。

そうですね。現在の海外取引は対中国が中心で、 人口も多く大きな市場だと思います。 私が開拓している東南アジアや中東エリアは新規の取引になるので、 様々な手続きに対処していくのが結構大変ですね。 契約書のチェックでは法的な知識も求められるので、 その分野も学んでいくことが多いです。 中東は欧米や中国と比較すると研究開発の分野は出遅れていると 感じますが、コロナをきっかけに国家プロジェクトが動き出しているので、 そこに当社の製品をアピールしていけたらと考えています。 物を売る事が好きで、科学機器にも興味があっての仕事ですので やりがいはすごくあります。

海外の展示会では説明員として活躍

上司や同僚とのコミュニケーションは取れていますか?

上司は主体性をとても尊重してくれます。 「やり方はすべて任せるので結果まで繋げてくれればいいよ」 というスタンスですが、かといって放置するのではなく、 フレックスにサポートして助けてくれるのでとても頼りになります。 たまに仕事帰りに一緒にお酒を飲むこともあって、 プライベートなことも話したりしますよ。

会社の雰囲気や環境はどうですか?

上司や先輩たちの助けはすごく感じています。 自分もまだまだ科学機器に対しての知識が少ないので 解らない部分が多いのですが、 丁寧にしっかりと教えてもらえるのでありがたく思っています。 同僚とはそれぞれ担当エリアが違っているので、 業務の中での絡みはないですが、 必要な場面では的確なアドバイスをもらえますし、 お互いにいい刺激になっていると感じますね。 今は中国の案件には金額的に及ばないので、早くそれに追いつきたいです。

海外事業部はリモート勤務を取り入れていますが、その辺りは如何ですか?

中東とは7時間の時差があるので、 やり取りをする点でリモートはやりやすいです。 あとは、通勤時間が無い分、業務に時間を充てることが出来るので、 時間の確保の意味でもリモートは助かりますね。 通勤のストレスもないですし(笑)

海外への出荷を前に物流センターで現品をチェック

成功体験や失敗談などはありますか?

成功体験は、何もない状態で新規開拓した取引先から 受注をもらえたことですね。 出張で訪問したインドネシアの代理店から、 最初4台だった受注が最終的に15台になり、すごく嬉しかったです。 これは自分だけの力ではなくて、 納期も関係していたので周りの方々の尽力によって なし得た結果だと思っています。 失敗談は特にないのですが、 自分の弱みとして技術的な知識がまだまだ不足しているので、 ベーシックなラインの技術的知識を最低限習得して、 アフターセールスに対処していけるよう レベルアップしていきたいと思っています。 小さなミスはたまにありますが、 海外の取引先はヒューマンエラーに対して寛大なところがあって、 契約書の単語の間違いなども連絡すると「オッケー」で済むので、 そこは日本の企業と比べると良いところだと思いますね。 その代わり先方の書類も間違っていることがあるので、 かなり入念にチェックしますし、 契約書などの金額に関してはかなり慎重になりますね。

今後の目標やキャリアプランはありますか?

今は一年目に蒔いた種が花開いて収穫出来ているので、 基盤はある程度出来たのではないかと考えています。 今後はそれを足掛かりに東南アジアや中東も5年先10年先、 中国に負けない実績を出していくことが目標です。 自分のライフプランの為にも、 成功も失敗もたくさん経験していきたいですし、 仕事も自分たちが作った実績を新たな人材に継承していくことで、 更にワンランク上のステージにステップアップする、 このようなサイクルが自分だけでなく 会社全体の成長にも繋がると考えています。 それと、人生一度きりなので自分のやりたいことをやっていきたいですね。 大学では「ビジネスマネジメント」を学んできたので、 将来的に役に立つような経験をしていきたいです。 その為には貪欲に色んな事を学んでいきたいですね。