社員インタビュー

Work

02 | オタク気質と技術への好奇心で目指す広告宣伝の新しい取り組み

入社のきっかけを教えて下さい。

大学時代に、 マウスを使ってがん治療研究をしている研究室に所属していたのですが、 そこに当時の副社長がいらして、 教授に「タイテックに入社を希望する学生はいないだろうか」と お話しされたことがきっかけでした。 就職氷河期とは多少ずれてはいましたが、 まだまだ厳しい状況でしたので、 声をかけていただいたことは運が良かったと思います。

もともと研究開発の分野に興味があったのですか?

研究室に所属したのは、 教授から「気楽にやっていいよ」とお誘いをいただいたことが きっかけでしたが、私は何でも知りたいという知識欲が強い方でしたので、 研究に対してもすごく興味がありました。 大学では応用生物学を専攻して、研究や分析方法、 その分析結果をどう利用するかなどを学んでいました。 動物好きでしたし、微生物の培養などにも関心があったので、 研究は楽しかったですね。

入社後の印象は如何でしたか?

学生時代はシェーカーやミンダー (※1) といったものを使っていた程度で、 実験機器に対してあまり関心は無かったですし、 「タイテック」と言う社名も特に印象に残っていなかったです。 でも、入社してみて、 メーカーとして当社のブランドを知っている方たちが沢山いることに すごく驚きました。
一般的に、「研究」や「科学」と言うと固いイメージで 馴染みが少ないですが、 ちょっとした知識や関心が興味のきっかけになると思います。 子供の頃に見た漫画やSF映画で使われていたワードが 現代では結構身近に使われていて、 自分が対応するお客様がそれらに関わっているという事は とても新鮮な気持ちになりますし、 仕事のモチベーションも上がりますね。
機械いじりは、普段やらない人からすれば ハードルが高く感じると思いますが、DIYが出来るレベルで大丈夫です。 個人的には機械いじりは好きでしたし、 SFなどの近未来的な分野も好きでしたので、 当社の仕事は「ハマった」という感覚でした。

幹部社員へのプレゼンテーションも仕事のひとつ

現在の宣伝企画課での仕事の内容を教えて下さい。

最初の配属は宣伝企画課でしたが、 その後、品質保証課で修理業務や、当時のつくばTSC. (※2) 、広島TSC.でサービスマン (※3) を経験しました。 そして再度宣伝企画課に戻った形になります。
宣伝企画課の主な業務は、展示会の出展準備やブースのデザイン、 各種カタログやチラシの作成などです。 私の業務はそこからは少し離れて、 機器の説明動画やPR動画、WEBセミナーの開催、 メールマガジンの作成やツイッター、 ホームページ上での情報告知などになります。

コロナをきっかけに年2回の社員総会がリモート開催になりました。 導入当初はそちらの運営もされていましたね。

私はオタク気質な部分があって(笑)。 WEBツールやソフトウェアなどをいじるのが好きだったことが功を奏して、 お試しで実施したZOOMの会議が上手くいったこともあり 担当に抜擢されました。 現在は総務課が担当しているのでそのサポートを行っています。

CGの制作にも熱が入る

上司や同僚とのコミュニケーションはいかがでしょうか?

宣伝企画課は、業務的に個々の作業になりますので、 体制としては分業が基本です。 ただ、カタログ作成などはボリュームが大きいので、 機種ごとに分担しながら作成しています。 そういう意味ではワンチームですね。 また、製品の知識や性能については技術部門の方に意見を聞いたり 確認したりしますので、他部署との連携も大事にしています。 課内ではプライベートで飲みに行くことはないですが、 キャラクターの方向性は似通っていて程よい距離感で仕事が出来ますし、 やりやすい環境なので居心地は良いですね。

今後の目標やキャリアプランはありますか?

今やり始めているのは、3Dアニメーションです。 その技術を使って製品紹介をしたいと思っています。 まだまだ勉強不足なのですが、 製品をCGで説明できるアニメーションを1つ完成させることが 今年の目標です。

これまでの成功体験や失敗談などがあれば聞かせて下さい。

成功体験と言いますか、嬉しかったことになりますが、 ウェビナー (※4) で凍結乾燥の装置を扱った時に、多くのお客様が見に来てくれて、 自分が一から作ったもので結果が出たことは嬉しかったです。 もちろん、私一人の力ではなく、 課内のバックアップがあってこその成果でした。
失敗談と言えば、今は笑い話になっているのですが、 広島でサービスマンをしていた時に、 お客様の希望日に納品するのに製品が届いておらず、 広島から埼玉まで取りに行ったことがありましたね。
これは納期に対する自分の認識が甘かったことが原因で、 おそらく間に合うだろうと確認を怠った自分のミスでした。
宣伝企画課では、周囲の方々がサポートして下さるので 失敗は未然に防げています。とてもありがたい事だと思っています。

※1.シェーカー:振とう機/ミンダー:恒温水槽
※2.タイテックサービスセンターの略。当社営業所の呼称
※3.当社営業マンのこと。営業活動だけでなく、 納品や修理等のサービスも行う為、そう呼んでいる。
※4.Web上で開催するセミナー